ナツの思いつき

第二のツイッター

土壌がなければ肥料にならない

私は人間哲学とかその人が持っている核心や今の時代について話すのが好きだ。変わり者の友達とよくその話を持ち掛けられるのがきっかけでこの話はそれぞれ自分が感じているものが異なるので意見が対立することもある。

大学でも自分の芯を持っている子に出会い色々あったがその子と出会えてよかった、友達になれてよかったなあと改めて思っている。

 

このような人間哲学や現代社会について例えば家族や友達となにか話題になったときに「土壌がなければ肥料にならない」のだという

 

どういうことか。これはいくら自分が今の社会背景について話しても相手が興味関心がなかったり、無知だとただの一方通行になってしまうし見方によっては洗脳と捉えられるかもしれない。つまり話す準備ができている場所=土壌 がなければただの演説になってしまうし説教になってしまうよ、お互いがそういう知識がある程度あれば相互にいい影響をもたらし合える。ゆえに土壌がなければ肥料にならない。

 

無知な状態だと販売者や政治家などからそのまま言い方が悪いが洗脳であり演説であるのでマルチ商法やよくない方向へ投票してしまう危険性もあるといえる。

 

こういう話ができることもなかなかいないがあらゆる方面で自分の考えと少しの知識は大事だし今の時代個人の力が強いのでより一層重要になっていくと思う。

 

太宰治 斜陽 感想と表現

NHK系列の放送で太宰治についての特集を見て作品を読みたくなったので斜陽と人間失格を購入。今回は斜陽についての感想と表現を書いていく

 

作家太宰治とは

青森県津軽地方出身で六男として生まれる。本名は津島修治。実の母に見捨てられたり、津島家から離籍させられ不安や苦悩から自殺未遂をするなど波乱万丈な作家。「走れメロス」や「人間失格」が有名。斜陽は中編小説で1947年から4回にわたり連載。

 

 

あらすじ

敗戦後、元華族の母と離婚した私(かず子)は財産を失い伊豆の別荘へ引っ越す。最後の貴族である母、徴兵中麻薬中毒になり帰ってきた弟直治、作家の上原。私は新しい恋を始めようとする、、、、没落した人々を描いた作品。

 

 

感想

最後の怒涛の展開に衝撃を受けたが解説を読むと今までの作品がすべてつながって書かれたのだというのもあり、より感動が増した。太宰治がすごい作家といわれている理由が分かった。この荒れた時代に手紙や遺書などの描写を長いのに緩急のある文章、苦しさや人間の哲学が描かれていて本書を通して今の時代は時代遅れだー!もっと先鋭的な時代になるぞー!という叫びも込められているように感じた。個人的には母親のかわいらしい描写が自分の母親に似ていたので無駄に感情移入して読み進めてしまった。

 

 

伝えたかったこと

今までの道徳や概念にとらわれずに団体ではなく個人として生きろもしくは死のう

ということを伝えたかったのではと捉えた。

クライマックスにかなわなかった恋人上原との子が宿った主人公かず子は結婚ではなく一人で子を育て生き抜いていくことを決める。上原から見た愛人の妊娠。それは家制度の否定や母が亡くなったことで貴族という身分を捨て新しい身分、”自分”として生きる。

一方正直というのを目で体現した上原の妻に一目ぼれしたかず子の弟直治は自分は生きにくいことを遺書に残し自然死という名の自殺をする。貴族なのに貴族らしくないやさしさで包んでくれた母の死により直治の生きる根幹となっていたものが崩れた。また貴族という階級に取りつかれ民衆と仲間にいれてもらいたくて薬を始めたり女を抱いて見たりしたがちっとも面白くなく疎外感を感じていた。

人間はみな、同じだ

という言葉に違和感を覚えた。なぜ優等と言えないのかと。同じではないから生きにくくなってしまった。人間生き抜く権利があるなら死ぬ権利もあるはずだ。だから自然死を選んだ。

 

どちらも人はみな同じではないというのを恋という形で表し、貴族という身分を事実上捨てるか残すかで自己を確立していく。ポツダム宣言を受諾し天皇人間宣言をしたように天皇が国民の絶対的存在でなくなった。つまり絶対的な存在=母でいなくなったことでこれからは一人で自己意思を決定しなければならないというメッセージだと感じた。戦後の時代背景が斜陽に深く関わっている

 

恋を「戦闘、開始」と表現しているところも味わい深いと感じた。恋は身を削って命がけでするものだと。妻以外にも生涯何人もの愛人を作っていた理由は幼少期に母に見捨てられたり乳母にも裏切られるなどの女性への不信感がぬぐえないところからそれが本にも影響が出ているのだと思う。

 

 

遺書のシーンで泣いてしまった、、気になった方は購入して読んでみてほしい。

 

Amazon.co.jp : 太宰治 斜陽 新潮

 

 

 

マクセルアクアパーク品川に行ってみた

水族館、マクセルアクアパーク品川に行ってみた。最寄駅は品川駅、高輪口

(2021年2月の時点でコロナ感染対策のため、休日は整理券が必要)

駅から約2分のところでビルに隠れていて水族館これか!!というのが第一印象だった。

また意外と(?)子供連れが多くてしかも幼い子が多かった

 

http://www.aqua-park.jp/aqua/index.html

 

 

 

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入り口すぐチームラボのようにシャボン玉や水の泡などを魚と融合させ一体感のある施設だった。ただプロジェクションマッピングが凄すぎて前半部分は一種類の魚が水槽に入ってるだけという印象でなんか魚も寂しそうだなとも思った。

 

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クラゲコーナーが良かった。照明が一定に色を変えるのではなく不定期にカラフルになったり単色になったりとそのたまに色が変わるときにわあ〜!と声が出てしまった。上と左右が鏡張りになっていてtheインスタ映えという感じでカップルが長く滞在してる印象だった。

 

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クラゲの中で特に印象的だったのはカブトヘンゲクラゲ。血管?がピカピカしていてまさしく変化変幻で照明もあってより一層綺麗で透明感が増したように見えた。カブトは戦いに用いるから来てるのだそうだ。実は最近大量に発生していたり漁業の網にかかっているのが目撃されている。動物プランクトンを大量に食べることで海洋生態系が崩れる懸念がありよくない生物らしい。

 

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水族館といえばこういうアーチ型の展示で個人的には久しぶりにお目にかかった。醍醐味はエイやマンタ。よくアーチ型に沿って泳げるな〜器用だな〜って思いながら観賞

 

 

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なんとこんな都会にイルカとクジラが、、!幼少期以来にイルカショーをみた。イルカとクジラの違いは大きさだけなんだってよ。大雑把すぎる!!

イルカもクジラも高く飛び上がった後、よく水圧に耐えられるなというくらいバーンという音を立てながら着水する。深く潜るために肺が丈夫なのは聴いたことあるが高いところから落ちるときの水面に当たるのは本当痛そうだなと感じた。皮膚も丈夫なのだろうか。

 

イルカショーなどの動物ショーは賛否両論尽きないが子供も大人も現地では見れない生き物に興味関心を持ったり調教師に興味を持ったりと普段普通に生きてたら出会えない生き物を間近に観れる機会があるのは贅沢で学ぶ機会がたくさんあることだと最近考えを改めるようになった。

 

生き物のバリエーションが豊富で純粋に楽しかった。気になった方は是非行ってみてくださいな。

億を稼ぐ積み上げ力 感想と重要部分

ブログやYouTubeなどで活躍するマナブこと坂内学さんの著書、「億を稼ぐ積み上げ力」という本を読んでみました

 

億を稼ぐ積み上げ力 | マナブ |本 | 通販 | Amazon

 

 

マナブさんについて知りたい方は本人のブログへ

坂内 学(ばんない まなぶ)のプロフィール | manablogmanablog

 

 

正直マナブさんのことは全く知りませんでしたがこの本をきっかけにブログもYouTubeも読んでみてみようの関心をもった。

 

 

感想

正直人並みかそれ以上に努力できて小さいなにかでもコツコツできるタイプだという人は読まなくてもいいと思う。実際自分は興味のある物事であればコツコツできるタイプだ。そのためこの本に書かれているだいたいは

  • 継続しましょう
  • 毎日続けていきましょう

という投げかけが多く個人的にはわかったよ!!と内心思ってしまった。でも何をしても続かない人や諦めやすい人だと感じている人にはぜひ読んでほしい本である。考え方が変わる。そして続けることの大切さが身に染みて感じる一冊になるので読み終えたときにはなにか始めてみようかなという気持ちにさせてくれる。

 

 

またこれはたしかに重要だなと感じた部分が3つある。

 

①緊急性と重要性

お金持ちになるコツにすべてのタスクを4つに分類するとよい。これは7つの習慣という本にもかいてあるもので

  1. 緊急で重要
  2. 緊急でないが重要
  3. 緊急だが重要でない
  4. 緊急でもなく重要でもない

にわけ、重要だが緊急ではない タスクを真っ先にスケジュールに入れるべきなのだと。これは人生を変えるような仕事には締め切りは存在しないというものに基づいている。本書には交友関係を広げる等が例であがっていた。

このように今生活している中で分類分けするとやるべきことと将来つながるものが見えてくるのではないかと非常にタメになった

 

 

②継続は長期スパンで

主にブログを例に挙げているが始めた当初はブログですぐ稼げるわけではない。もちろんブログを続けていくとスランプにだって陥る。しかし続けていけばだんだん稼げるようになりマナブさんは億単位で収入を得るようになる。

結果はすぐ出るものではなく長く長期的に目を向け続けることによって成果がでるものだと強く記されていた。私も実際頭のどこかですぐ結果が出るだろうと思い込んで物事をやっていたがすぐに結果は出るはずないのに出ないからいいやと諦めてしまうことがあった。人生長いんだしすぐに結果がでないことをちゃんと染みついていれば様々なことにも挑戦しやすいのではないかと感じた。

 

 

③考えるよりも行動

例えばブログを始めたいと思っても基礎資料を読んでHTMLやデザインなどわからないとにかく理解してからやるのではなくとりあえずやってみてやりながらブログの細かいことを覚えて身に着けていけばよい、日本人は特に行動が遅いという内容だった。。

私は受験後新しいことをやってみたくて手当たり次第でドラムを始めた。基本も全く分からなかったが最近ようやく楽器の名前や叩き方などがわかるようになり先生とも豊かな会話ができるようになった。最初はみんな初心者という言葉があるように行動すればあとから知識も自然と身に就くのだなと自分でも実感しているので内容についてとても共感した。行動力は神。

 

 

本書を読んで継続できるということは素晴らしいことなんだと感じたし自分のような凡人でもできる!とも思えた内容だった。他の人とは違うことをやってみようかな。

成人は20年分のプレゼント

成人式の着物の相談へ行った。

 

私は母親の振袖を着るので特に何も買うものはないだろうと思いながら行ったが着物事情はずいぶん変わっているようだ。

 

昔は赤なら赤い系統、というように色で小物も統一していた。

現在は赤い着物でも青の髪飾り、緑のバック、白の帯など多系統にするのが主流なのだそうだ。

襦袢も昔は白などの無地だったが今は刺繍をあしらえた柄物を着物の下に仕込ませるのが流行りらしい。

また草履とバックはセットなのだそうだ

 

私はそのままでよいと決め込んでいたが刺繍入りの襦袢、帯留めなどの少しの小物を変えるだけでここまで現代っぽくなるし自分らしくなれることに驚いた。

普段洋服のコーディネートができる人は周りにもたくさんいるが着物のような和服をコーディネートをするのって難しそうだし初対面で今っぽくかつ昔の色を残すセンスが素晴らしく晴れ着のみ着物を着る女性が多いからこそいま求められている職業だと感じた。着付け技能士という国家資格なのだそうだ。

 

そして私の場合母親よりも身長が低いのでお金がかかるが自分の身長に合わせて仕立て直しという選択をした。

「これはじゃああなたに完全譲渡しますね。」

と母親から言われた。あとからじわじわと喜びが込み上げてきたし母親もレンタルすれば2倍以上かかるのだからこれで自分の身丈にあった着物があるなら長く着れるしいいねと言ってくれた。20年分のプレゼントといっても過言ではないな。

 

しかも着物が総絞りのためスタッフの方もいい着物だ、、、と口をそろえておっしゃっていたので母親にも祖母にも感謝せねば、、と思えた。成人って本当にハレの日ということも着てみて身の引き締まる思いだった。

 

着物は好きだけど着る機会もなければ自分で着付けもできないので今年は着物着てお出かけするのも2021年の目標にひそかに加えた。

 

 

 

ママ袖を検討されている方はこちらを検討してみてはどうでしょうか。とても親身になってくれて丁寧で着物のことや髪形のことがわからなくても相談もかなり深くまで乗ってくださいます!

まるやま・京彩グループの振袖カタログ・振袖ラインナップ(レンタル・購入) | 振袖購入・レンタル専門店 (kimonoyasan.co.jp)

 

負けず嫌いでも人と比べるな

私は負けず嫌いである。何をとっても人と比較してしまう。でもそれはある意味マウントという行為でもあり得る。例えば学問でも成績がでるとあの子よりはできた、できなかったとか。趣味だとあの子より詳しい、詳しくないから悔しいなどあらゆる分野で比較してしまう。それは人にそのことを言っても言わなくてもだ

 

友人にどうしても学問とか趣味とかで負けたくないんだよねと言ったらでもそれは高校までだと思うよ。大学生って他人よりも自分と比較することが大事だと思うよ。と言われてドキリとした。

 

大学は義務教育ではないし自分がこの専門分野を学びたくて進学した道である。だからあの子よりレポートがうまくかけたとか早く提出したとかではなく1年生のときと比べて、前期の自分と比べて、昔の自分と比べてなど知識であれば昔はこれは知らなかったけど今は知ってると励ますこともできこれがポジティブ思考へとつながるのではないかと考えた。また自分が知らなかった情報を友達から豆知識程度でも得られたら敵対視するのではなく自分のものに吸収すると相手も自分もいいことしかないのではないか。

 

趣味の場合だと私は音楽が当てはまる。例えば自分しか知らなかったアーティストが突如有名になり友達にファンになったという子が現れると負けず嫌いの気持ちと同時に嫉妬心も芽生えている自分がいた。

最近気づいたのは人の感性は個人で違うのだから人と比べるものではないという文を見てから心が軽くなったし、そういう人種なんだと思えれば自分は趣味に専念できる。

 

なんでもかんでも人と比べるのではなく一番身近な敵対視すべき相手は昨日の自分なんだなと思いながら来月と来年度の生活も頑張っていきたい。

 

 

マチネの終わりに 感想とお気に入り表現

マチネの終わりに 作 平野啓一郎

 

本を読み終わったら映画を見ようと思っていてとりあえずやっと読み終えたので感想を書く。

自分は読むの早い方だが展開がかなり遅くて読むのに半年もかかってしまった。

 

 あらすじ

この小説は大人の男女がコンサートの楽屋挨拶をきっかけに惹かれあい、離れて、惹かれるという恋愛小説である。

そこには互いの生活や仕事、心情が渦巻き、小説途中の衝撃の出来事により2人は呆気なく引き裂かれてしまう。

しかしお互いが遠くに行っても相手を忘れられず新たな道へ進んでいても長い時を経て、、、

 

感想

物語はいい終わり方だったが正直これがベストセラーなんだ、、へえ、、という感じになった。しかし今現代の情勢を背景にした恋愛もので現実味があり読んでて想像しやすかった。例えばスカイプとかブログとか病気の名前とか。ネットなどの国際交流を交えていたのが小説と親近感を持たせた。

 

この方をよく知らなかったのだが文章表現が細やかで素敵だなと感じた。

ここで私が気に入った表現5つ紹介する。

 

時々、野菜中心

 

この表現に心ぶち抜かれた。思いつきそうで思いつかなかった。

そのあとの文で菜食主義ではないが野菜中心にすることで体調を管理して彼女が普段どういう生活を送っているのかの垣根を見た気がする。とあった。いちいち文章で説明するよりも端的で(あとは読んで欲しいが)だから「時々、野菜中心」なのだと理解した

 

よく心や表情が固かったり閉じこもっている時に使われる表現は「殻に閉じこもっているように」と表現されることが多いが、小説後半の文中に「コルセット風の顔に閉じこもって」と表現されている。

 

コルセット、、!たしかに硬いから殻よりも硬さを想像できるなと感じた。殻というどの殻かわからない表現よりもコルセットという表現にも現代味を感じた。

 

 ③

ヒロインである女性、洋子が離婚を仕事仲間に打ち明けたシーンで

おめでとう、また新しい人生が始まるよ

と返したシーン。私や多くの日本人ならば「これからどうするの?」や「残念だったね、原因は?」など深く聞いてしまうイメージがあった。洋子がジャーナリストとして仕事をしていて海外の人の仲間に告げたあとのこの反応は洋子自身も心が軽くなったはずだし実際言われたら私もうれしい。第一声におめでとうだなんて出てこないなと思った。

 

「人は変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど実際は未来は常に過去を変えているんです。変えられるともいえるし変わってしまうともいえる。過去はそれくらい繊細で感じやすいものじゃないですか?」

 

のちに洋子と父親が再会するシーンでつながってくるので読んでない人はぜひ読んでほしい。しかしこの文は小説の中だけでなく小説を読んだ人にも読んでいない人にも通ずる話ではないか。私の場合、辛い過去は自分の中で無かったことにしてしまうし、頭の片隅に二重鍵で掛けるくらいあまり言いたくないし理解されなくてもいいやとも思っている。もしその過去を実はねあのとき、、という風に打ち明けられてある意味誤解が解ける事象ならば二重から単体の鍵に変化するくらいに変わるし変わった過去のまま生きていくことができるかもしれないしもしくはその逆かもしれない。そういう過去を変えるような出来事が起きていく未来へ進むためには過去をたまには思い出すのはつらいことではあるが非常に重要なことかもしれない。

 

長いので短く訳す

「インターネットのような便利なものが登場してそのおかげで遠くの人とも顔を見ながら会話ができて心を通わすことができるようになった。その一方で悪用することもできる。コミュニケーションも自己目的化されたシステムの中で起きる。予測可能な些細なトラブルに過ぎなくて人の心が傷ついたり関係が絶たれようともシステム存続には影響を及ぼさない。幸不幸を誰のおかげで誰のせいだって考えても途方にくれてしまう、

、」

 

世界のさまざまなシステムが自動化していてその中にコミュニケーションも含まれていてコミュニケーション単体で考えると進んでいくものだから幸か不幸かは今の時代誰も責めることはできない。この考えは現代ならではだしもし自分がそれは画面を通してなのかコミュニケーションを通じてなのかどちらかで傷ついた場合、そのやるせなさは一体どうすればよいのだろう。誰も傷つけないシステムでもありかつ自分を苦しめるシステムとして考えられる。コミュニケーションって単純で複雑だと感じた。これは読む人にとって解釈が分かれそう。

 

 

マチネの終わりにの気に入った表現5つを紹介しました。長かったので映画見るのを個人的にはおススメしますが小説の細やかな現代描写はぜひ読んでもらいたいとも思っています

Amazon.co.jp : マチネの終わりにcd