ナツの思いつき

第二のツイッター

低身長をコンプレックスに感じる人へ

突然だが私の身長は145㎝である。日本人女性平均身長は155~160㎝くらい。周りの友達で一番低い身長は148㎝。140㎝代になるとミリ単位での身長争いになるがとにかく私の友達からすると私が一番小さい身長の友達らしい(笑)

 

小学校入学時の身長はおよそ100㎝。中学入学時は135㎝。

の2つが私が低身長である大きな原因だ。そして低身長のほとんどの人は身長はコンプレックスに感じている人が多いと思う。

 

実際小学生のときにプロフィール帳交換(懐かしい)のとき嫌いな言葉の欄に「チビ」と書くほど昔からコンプレックスであり低身長の原因が病気かもしれないという理由で病院に通うことが多くなった時期もあり嫌がらせを受けたこともあった。今ではかわいい思い出だが、、

 

背が低い女子=かわいいといわれる。実際自分のことは一旦おいとき他の背が低い子を見るとかわいいなと思う。でも背が低いことで例えばかっこいい演技や踊りをしていてもかわいかったねと相手は身長という先入観から私をほめることが多かった。どんなにかっこよく演じていても相応にみられないことからかっこよくなりたい、強くなりたいという気持ちが強くなった。

また女子校という割と特殊な場所で中高6年間で人格形成されたこともあって精神的に自立できるようになった。そのため例えば高いところにあるものは台を使って自分でとる、重いものは重くても気合で運ぶ(笑)など身長が低いことで弱い人間と思われないようにいわゆる か弱い系女子 と一緒にされたくなかった

 

しかし低身長は武器になるということを新しい環境に身を置いたときはじめて気づいた。例えばアルバイトを始めたとき、大学進学等初対面はとても緊張する。よくも悪くも身長が第一印象。バイトならば「食材の台が届いてなくてかわいかった、助けてあげなきゃっていう親の気持ちになったよね」とか言われてからだんだん仲良くなれるようになったり、大学なら怖くみられることもないので話しかけていくうちにこのご時世だがたくさん友達ができて早めに大学に馴染めることができた。身長を武器にする一番のきっかけが

「あんたはどこにでも誰でも分け隔てなく愛嬌を振りまけて誰でも仲良くなれるのがいいところよ」

と母親から言われたことで身長という一つの強烈な個性が確立された。去年の11月くらいのことだが自分を好きになれた一歩だった思う。

 

自分のコミュ力が高めなことは自負していたが人との輪を広げるためには身長を活かさない手はないなと感じた。そして身長はもう仕方ないことなので頼れるときは人に頼ることも大事なのだと気づいた。自分の身長をコントロールして日常に織り込めば見てくれる人がいるし身長でしか人を計れない人はその程度の人なのだと思うようになった。ということで身長が低いからといって弱っちいとかはすぐには思わないほしいのである。